ZENIT  EM モスクワオリンピックモデル

ロシアのプラクチカマウントモデル

ロシアンカメラの一眼レフである。このカメラは露出計を組み込んだゼニットEに半自動絞り(シャッタ−を押す過程で徐々に所定の絞り値まで絞り込まれる)を追加したものである。
ただしセルフを使うときは、そのままだと絞り開放のまま切れてしまうのでレンズ側でマニュアルにして所定の絞り値にセットしなければならない。
レンズの絞り込み用のピンの出ているPマウントはすべて使えるが、SMCタクマ−のレンズは後面のピンが引っかかり外れなくなる恐れがあるのでやめたほうがいいだろう。
このカメラ、見た目は悪くないが使い勝手は悪い。一眼レフのくせに見えは今ひとつである。スクリ−ンのマット面もピント合わせがやりずらく、初めてMF一眼レフを買うのなら、このカメラだけは絶対やめたほうがいい(笑)。

みのかんのEM

ボディのみで7,000円くらいだったと思う。ロシアン一眼レフが一台欲しいなぁというノリで買っただけである。ロシアンカメラ全般に言える事だが、操作性がごつごつしている。日本製カメラに慣れている我々はどうもしっくりこない。
ボディのみで買ったので、レンズの写りはなんとも言いようがない。Pマウントレンズが使えるのでタムロンのレンズ等を付けて使っている。
いずれにしてもロシアと中国のカメラは、物好きで買うのはいいが、本腰で買うと失敗する場合が多い。ただし失敗しても安いからまぁいいかという結論になるのだが。

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